EVA初号機からすべて解説!EVAにまつわる謎

★A.T.フィールドとロンギヌスの槍、カシウスの槍。"リビドーとデストルドー"

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ATフィールドとは何か?
ATフィールドとはAbsolute Terror FIELDの略で、カヲルが「誰もが持っている心の壁」と言っているように人間も使徒もエヴァもみんなが持つものです。

0useva15.jpg
↑こういうバリアっぽいものですね。


このA.T.フィールドは、絶対領域となり、物理的衝撃を中和する効果があります。


相転移空間とも呼ばれ、このA.Tフィールド強力なものになると、第10使徒サハクィエルや第17使徒タブリスのように電磁波すら通さないものとなる。



また、至近距離でこのA.Tフィールドを中和させることにより、A.Tフィールドを無効化しすることも出来る。


さらには、防御壁としての役割だけではなく、新劇場版で出てくるようなA.Tフィールドを攻撃の一種として使徒に対してエヴァが攻撃要素として使っているシーンもあります。


新劇場版:破では、真希波・マリ・イラストリアスがパイロットとして弐号機第10使徒と戦っているときに、第10使徒がA.Tフィールドを塊化にして攻撃するところも。


ATフィールドとリビドー、デストルドー

人間においてのA.Tフィールドは、「リビドー」、「性・生の欲望」であり、A.Tフィールドが保てなくなると人類補完計画でもあるL.C.Lへと還元されてしまいます。


ちょっとこの辺で?となる人も多いかな・・・


リビドーって言葉に関しては、この先でもう少し詳しく解説します。


人間(この場合使徒もエヴァも)の精神には2つの"生物としての本能"があります。

簡単に言えば、「生きたいという欲望、希望」が"リビドー"、反対に「死への欲望、衝動」が"デストルドー"、つまり"アンチA.T.フィールド"

この言葉はストーリーの中でも聞いたことがあるのでは?この2つの本能が対抗しあい、あるいはせめぎあい、人間は生きているんです。


ちょっと簡単に言い過ぎたかも知れませんが・・・。


A.Tフィールドが物理的攻撃を防ぎ、自分を守る。
これはつまり生きたいという誰もが持つ欲望でもあり、他人との境界線、他人から自分を守るための壁、他人との間の壁でもあります。


使徒やエヴァだけが持っているようなシーンが多かったですが、シンジが劇中で心の闇と葛藤しているシーンでもわかるように、他人との関わりの中で傷つけあいながらも一人の人間として生きていくか、それとも溶け合って(この場合デストルドー)しまいたいのか。


デストルドーは死への欲望だと表現しましたが、エヴァのストーリーの中では「死んでしまいたい」という欲望ではなく、原始の状態に戻りたい、という欲望を指します。


要するに、"自我境界線がなくなる"ということ。

だから、第弐捨話であったように「生命のスープ」というような状態となったのがデストルドーからくるものです。


これにより、初号機からのシンジのサルベージ計画の際には、デストルドー効果により失敗、その後はリビドー、つまり生きたいという効果により人の形をもう一度保つ作業だったのです。


このサルベージ計画は、リビドーの力が大きく関係することがわかります。


と、ここでそもそものA.T.フィールドのお話に戻ると。
つまり、リビドーの象徴が、A.T.フィールドであり、デストルドーの象徴がロンギヌスの槍


この絶対領域であるA.T.フィールドを貫いて無効化、死へと導くものもの、それがロンギヌスの槍でもあるということです。


ロンギヌスの槍、カシウスの槍

このロンギヌスの槍に関しては、もともとは死海にありました。

上記にもあるように、使徒やエヴァのみならずアダムやリリスなどの生命の源をも活動を停止させることが出来るもの。


生命を生み出すことができる存在である生命の源と呼ばれるアダムとリリスの活動を停止させることができる、保安装置として重要なもの。


これです↓
32.jpg

yarideyarinaosu.jpg

長さやおおきさなどは不明。
エヴァよりはるかにでかいことは事実ですが、シーンにより(演出重視?)エヴァとの比較も変わってくるので、特定できません。


さらに、先端は二股になっていますが、第弐拾弐話では先端は一つに、またA.T.フィールドを貫く際に形が変形するシーンがあったりと、何でできてるものなのかも不明。



死海で発見されてからは、南極での葛城調査隊のアダムへの実験の際、アダムを胎児に戻す作業でロンギヌスの槍が使用されました。


その後2015年、零号機によりリリスの胸部に刺されていましたが、使徒アラエルとの戦い時にロンギヌスの槍は月の軌道へ。


のちに量産機がこのロンギヌスの槍のコピーを使用していますが、機能的には本物のロンギヌスの槍と大差ない感じです。


ロンギヌスの槍とカシウスの槍の違い

では、ロンギヌスの槍とカシウスの槍とは?
この違いについて考察してみます。

yarideyarinaosu2.jpg


このロンギヌスの槍とは、もともとイエス・キリストが十字架に磔にされたとき、キリストの生死を確認するためローマ兵がキリストの腹部に刺した槍のことを指します。

この名前は、その兵士の名前から来ており、この"ロンギヌスの槍を制するものは世界を制する"と言われています。


このロンギヌスの槍は、キリストに刺される前まではカシウスの槍で、刺された後ロンギヌスの槍と呼ばれるようになりました。


要するに、神の子の血を浴びたことにより、カシウスがロンギヌスの槍となった。

これをふまえてお話すると・・・


新劇場版:Qにおいて、始めてカヲルの口から、槍はロンギヌスとカシウス、この2種が存在することが告げられます。

このカシウスという言葉はいままで一度も出ておらず、ここで初めて明かされました。


なぜ、リリスのドグマにあったのは"ロンギヌスの槍が2本"だったのか?

しかし、カヲルがセントラルドグマに行き、リリスとMARK.6に刺さった槍を見るまでは、その槍がロンギヌスの2本であるということに気づいていません。


自分が破のラストで初号機に刺したのにも関わらず。


そもそもカヲルが言っていた、この"ロンギヌスとカシウスの2本の槍があれば、世界をやり直せる"というのは、彼自身がそう知っていたことなのか、ゼーレ、あるいはゲンドウ?など他の人物から聞いたことなのかは不明です。


ですが、カヲルが実際にその2本の槍を目にするまで、セントラルドグマにはカシウスとロンギヌスがあると思いこんでいたということは、
少なくともカヲルが新劇場版:破で初号機に突き刺した段階では、カシウスの槍であったということだと思います。

このキリストのロンギヌスの槍から考察すると、カヲルが初号機に突き刺すまでの段階ではカシウスの槍であったのが、破でのラストでの初号機、もしくはQでのMARK.6、リリスにそれに突き刺されたことにより、ロンギヌスの槍へとなったのではないでしょうか。


破でもわかるように、初号機は神に近い存在となっているし、MARK.6においても天使の輪的なものが頭の上にあるので、
MARK.6も何か特別なエヴァであった。
または生命の源であるリリスに刺したことで。


そのエヴァに刺し、血を浴びたことで名称が変わる、つまり神の子の血を浴びて槍が変化するという点ではイエス・キリストのカシウスからロンギヌスの槍へとなったことと一致しています。


他の考え方もできます。
そもそもリリスに刺さっていたものがカシウスの槍であったか。


ですが、セカンドインパクトの際、新劇場版においては4体の巨人と槍が描かれており、もし、この4体にそれぞれ槍が1本づつあるという設定が生きているとしたら、MARK.6に刺さっていた槍は、その中のどれかという可能性も。


また、ゼーレはエヴァ量産機をネルフに送り込んだ際、ロンギヌスの槍のコピーを量産機が持っていることから、カヲルが突き刺した後の空白の14年間の間に誰かがすり替えた・・・なんてこともありそうです。


ロンギヌスの槍とカシウスは対になっているということは、そもそもロンギヌスの槍はデストルドー、つまり死。


そうなるとカシウスの槍はリビドー、つまり生きる象徴である可能性もありそうだし・・・。

ですが、これもわかんないですね。
ホントのところ。


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