エヴァンゲリオンのストーリー解説!最新Qまで!

劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に

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この作品は、「DEATH (TRUE) 2」と、「Air/まごころを、君に」から構成されているもので、「劇場版 シト新生」の完結版でもあるので、おすすめです。


「DEATH (TRUE) 2」は、テレビ版の総集編を改定したもので、「Air/まごころを、君に」が、テレビ版の真の完結版とも言える作品となっています。

なので、この1本で今までのエヴァンゲリオンの大体のストーリーのおさらいができて、さらに完結も見られるという贅沢なものになってます。


ですが、エヴァンゲリオンを第壱話から見ていない人がいきなりこれだけを観るのはお勧めできません・・・(゜∀。)

本当にエヴァを理解したい人なら、第壱話からしっかりと見てから劇場版を見てくださいねー☆


では、DEATH (TRUE) 2の説明はおいておいて、ここでは「Air/まごころを、君に」の方の解説を、ストーリー説明とともに謎解きしていきたいと思います☆


■使徒は全て殲滅されたものの、現実を受け入れ切れず、他人に助けを求めるシンジ。

病室のベッドで眠るアスカに対して、シンジは自慰行為を行う。
何も出来ないアスカに対して、この場面は議論を呼びました・・・(;´Д`A


果たしてこのシーンは必要だったのかと。
このシーンは、何も出来ないシンジがこの時点でできる、ただひとつの"リビドー"だったのかもしれません。

誰のことも信じることが出来ず、他人にすがることしか出来ないこのときのシンジが、唯一自分の意思でできること。

しかし、この行為もシンジを自己嫌悪へと導いてしまいます。


■待避所にて車内にいるミサト
ミサト:「出来損ないの群体として既に行き詰まった人類を完全な単体としての生物へと人工進化させる補完計画。まさに理想の世界ね。 そのためにまだ委員会は使うつもりなんだわ。アダムやNERVではなく、あのエヴァを。加持君の予想通りにね。」

加持から渡されたカプセルにより、人類補完計画の秘密を知ることとなったミサト。


■ゼーレのモノリスに囲まれるゲンドウと冬月
ゼーレ:「約束の時が来た。 ロンギヌスの槍を失った今、リリスによる補完は出来ん。」
ゼーレが企むのは、リリスによる補完であったことが明かされる。

「死は君達に与えよう」
このセリフから、これ以降起きる事態がゼーレが仕向けたものだということがわかる。


■ターミナルドグマにてデータベースにハッキングしているミサト
ミサト:「そう、これがセカンド・インパクトの真意だったのね」

警告音が鳴り響き、ミサトの言葉「始まるわね」
始まる、というのはゼーレの望む人類補完計画

MAGIタイプ5 ドイツ、中国、アメリカからのMAGIシステムへのハッキング

幽閉されていたリツコのもとへ諜報員が訪れ、MAGIの自立防御を要請する

NERVの特例による法的保護の破棄、ゼーレによる通告

ゲンドウに利用されているとわかっているが、「男と女はロジックじゃない」とMAGIへの侵入をカスパー内でCASPERで作業する赤木リツコ


冬月:「奴らの目的は本部施設 及び残るエヴァ二体の直接占拠だな。」
ここでゼーレのMAGIハッキングの本当の目的がわかる

ゼーレ:「碇はMAGIに対し、第666プロテクトを掛けた。」
この666という数字は、 キリスト教のヨハネ黙示録13章18節では"獣の数字"、そして悪魔的な意味合いも含めており、嫌われる数字でもある。

ここでは、ゼーレがゲンドウに対してこのような意味も込められている。


■ゼーレは、ネルフ本部施設の直接占拠を命じる。
戦略自衛隊によって、ネルフが攻撃を受ける


冬月:「やはり最後の敵は同じ人間だったな...」
これは、最後の敵=最後の使徒、同じ人間=リリンであるということ。


マヤ:「戦闘配置?相手は使徒じゃないのに...同じ人間なのに...」
同じ人間同士で戦いを繰り返しているという現代の人間と重ねられたもの。

ゼーレの目標がエヴァの占拠であるなら、パイロットの命も危険であることにミサトが気づき、シンジ、アスカ、レイの保護、そしてエヴァへの搭乗を指示する。
ayanamirei2.0_s.jpg

弐号機は地底湖の水深70に固定、モニターには一人シンジの姿が。


冬月:「わかっているよ。ユイ君に宜しくな。」
ゲンドウの人類補完計画が遂行されることを暗示。

その場を離れるゲンドウ。

人が人を殺すという醜さを忠実に書かれているシーンばかり。
アニメとは思えない・・・(´・ω・`)

未だ保護されないシンジ、救出に向かうミサト。


シゲル:「侵入者要撃の予算縮小って、これを見越しての事だったのかな...」
マコト:「あり得る話だ...」
ここで仕組まれたシナリオに気づき始めるネルフ職員。

セントラルドグマにてレイを連れ出すゲンドウ。
"約束のとき"とは、ゲンドウの望む人類補完計画。


■シンジのもとにたどり着くミサト。
以前アスカに助けをもとめてなげくシンジに喝を入れるミサト。

交戦が続くネルフ。
MAGIのオリジナルがあるため、第二発令所の占拠には手こずる戦略自衛隊


ミサト:「サードインパクトを起こすつもりなのよ。 使徒ではなくエヴァシリーズを使ってね。 15年前のセカンド・インパクトは、人間に仕組まれたものだったわ。
けどそれは、他の使徒が覚醒する前にアダムを卵にまで還元することによって被害を最小限に食い止めるためだったのよ。
シンジ君、私たち人間もね、アダムと同じリリスと呼ばれる生命体のみなもとから生まれた18番目の使徒なのよ。
他の使徒たちは別の可能性だったの。人の形を捨てた人類の。
ただ、お互いを拒絶するしかなかった悲しい存在だったけどね。
同じ人間同士... いい、シンジ君。エヴァシリーズを全て消滅させるのよ。
生き残る手段は、それしかないわ。」


ここで初めて明かされる真実。
ミサトのこの言葉はエヴァの謎解きで重要なセリフですね。

セカンドインパクトの真実と、ゼーレの考えるサードインパクト、そして人間が第18番目の使徒であることが判明。

ドグマ3層と、初号機を制圧される。


■弐号機の中で目をさますアスカ。

アスカ:「死ぬのは嫌・・・」を繰り返す。
リビドーの現れでもある。

ここで、弐号機のなかでアスカの母親の声「死んではだめよ、あなたを死なせないわ」の声。

アスカ:「ママ、ここにいたのね」
アスカの中で何かが覚醒したような印象を受けます。


ここで、弐号機のコアにはアスカの母親、惣流・キョウコ・ツェッペリンのものであることがわかります。

エヴァとの実験で魂が分断されてしまったアスカの母親について詳しくはこのページへ

その弐号機の中の母親の存在を認識したアスカ。
これまでは自分理由もわからなくなり、自分を見失い、デストルドー状態であったアスカが、ここで完全なるリビドーの目覚めです。


■弐号機に圧倒される戦略自衛隊。
そこへ、S2機関を搭載した量産機9体が登場する。

エントリープラグには「KAWORU」と書かれている。
これは渚カヲル自身が乗っているわけではなく、カヲルのダミープラグである。

アスカ:「エヴァシリーズ・・・完成していたの」
量産機=エヴァシリーズ。

ゼーレ:「毒は毒を持って制す」
ゼーレによる人類補完計画は、このエヴァシリーズ=量産機によって起こされるもの
ちなみにこの量産機は、5号機から13号機までの9体です。


量産機と戦う弐号機。
電源が絶たれて、3分半しかない中、次々と量産機を倒していくアスカ。

始めに倒されたのが9号機で、最後に倒されたのが13号機。
どれも同じ外見なので全く違いはわかりませんが・・・(´;ω;`)


■ネルフでは、シンジをかばいながら初号機のところへ向かうミサトとシンジの姿。
ミサトは途中、右腹部に銃弾を受ける。
なんとか振り切ってゲートまでたどり着く二人。

ゲート前で、シンジがまた自己嫌悪から抜け出せず消極的な発言を並べる。
ミサトが説得する。

父親の形見である十字架のペンダントをシンジに渡す。
misatokurosu.jpg

このときミサトがシンジに対してキスしたのは、再び他人という存在を認識させるため。

最後にミサトが出来る、シンジが生きることへのリビドーを引き起こさせるもの。


シンジをゲートの向こうへ突き放し、倒れこむミサト。
その瞬間一瞬現れる綾波レイの姿。
と同時に爆破される。


弐号機と量産機との戦いが続く。
ベークライトで固められた初号機の前にたどり着くシンジ。


■セントラルドグマでリリスの前に立つゲンドウとレイ。
そして穏やかな表情で待ち受けていたリツコ。
ゲンドウに銃口を向ける。

MAGIのプログラムを変え、自爆を企むリツコだったが、カスパーのみ否決。

ゲンドウ:「赤木リツコ君。本当に・・・」リツコに銃を向ける。
リツコ:「・・・嘘つき」と言って、泣きながら微笑む。

ここで、ゲンドウがリツコに何といったのかはこちらのページで。


リツコを撃つゲンドウ。
LCLの中に倒れるリツコ、その横にはミサトと同じように綾波レイの姿が見える。


■量産機と激闘する弐号機。
アスカの「ママが見てるのに」という言葉に反応するシンジ。

最後の量産機を倒したところで、弐号機の背後から槍が飛んでくる。
ATフィールドに当たったとき、その槍はロンギヌスの槍へと変化した。

そのままATフィールドを貫き、弐号機の顔面へと突き刺さる。

左目を抑え、絶叫するアスカ。
内部電源が終了し、弐号機沈黙。

倒したはずの量産機がS2機関により復活、活動再開。
その顔は笑っているかのようにも見える。

量産機が弐号機にとどめを刺すかのように弐号機の身体を啄む。
弐号機は内蔵を引きちぎられ、地獄絵図のような光景が広がる。


苦しむアスカに、一瞬暴走しかける弐号機。
アスカ:「殺してやる・・・」
震えながら右手を伸ばすアスカ。

上空の量産機から、弐号機に槍が投下される。


・・・・・・果たして、ここまでのシーンは必要だったのでしょうか。
アスカ好きな私としては、何回見ても泣いてしまうシーンです。(´;ω;`)

なぜ、内蔵を啄まれる必要があったのかというと、ひとつは、弐号機に依存しているアスカを、本当の意味で弐号機に依存しないで生きていけるようにするため。

これまで母親の愛を感じてこず、母親に依存していた反響で一人で生きていくことを選んだアスカが、弐号機の中に母親を感じた。
そうなると、弐号機と母親を重ね、母親と離れることが出来ず、一人で立ち、歩いていくアスカにはなれなかったはずです。

この時点で、弐号機と母親への依存はただ単に前より強まってしまっただけ。

このことから、弐号機は破壊されるべきであったとも見れます。
アスカが、母親へ依存せず、自分の力で歩いていくことが出来るために。
それは孤独ではなく。

もうひとつは、アスカの名字の由来ともなった「惣流」=「蒼龍」の運命にかぶせてあるもの。
この旧日本軍の母艦である「蒼龍」のたどった運命が、敵の軍艦に囲まれ、撃沈したことに暗喩されているもの。
この惣流・アスカ・ラングレーがたどる運命もまた、蒼龍にかけられているということです。

そしてこれは結構有名ですが、弐号機をギリシャ神話のプロメテウスと暗喩されているのでは、ということ。
プロメテウスは、人類に火を与えた神です。
人類は火を手に入れたことにより、それと同時にそれから生まれる文明も手に入れます。

ですが、このプロメテウスの行動がゼウスの怒りをかい、カウカソス山の山頂に生きたままはりつけ、毎日肝臓をタカについばまれるという罰を与えました。
プロメテウスは不死のため、昼間に肝臓をついばまれても、夜中には再生してしまう。
これを毎日続けさせる拷問がされたのです。

第拾壱話の「静止した闇の中で」で、ネルフや第三新東京市が停電し3人のパイロットが使徒を倒したあとに、シンジは「使徒が攻めてくる理由」について話しています。
このときレイは「人は闇を恐れ、火を使い、闇を削って生きてきたわ」と言ったあと、シンジが「だから使徒は攻めてくるのかな」と言っていること。

このように、人類は火という文明を手に入れた。
これは停電した(=火を手に入れていた人類)第三新東京市の話でこのセルフがでてきたことに意味があるのではないかと思います。

火を与えたプロメテウスが受けた罰のように、人類にエヴァという神に近い力を与え使徒を殲滅してきた、この罰を弐号機がうけた。

よって、この弐号機がプロメテウスのたどった運命とかけられているとすれば見るからに鳥のような外見である量産機に、内蔵をついばまれる運命をたどった弐号機。

こんな感じなことが、この弐号機のシーンには隠されているのではないのかと思います。


■量産機に引き裂かれてしまう弐号機
初号機の前でうつむいたままのシンジ。

初号機の手がベークライトの封印を砕き、シンジの方に手を突き出す。
シンジ:「母さん・・・?」


初号機、覚醒。
初号機には羽が生えている。

地上に出たシンジが見たのは、無残に引きちぎられた弐号機の姿。

絶叫するシンジ。


■セントラルドグマにてゲンドウとレイ。
ゲンドウ:「アダムはすでに私と共にある。ユイと再び逢うにはこれしかない。
アダムとリリスの禁じられた融合だけだ」

ゲンドウは既にアダムを何らかの方法で手に移植していました。
これは加持からゲンドウに横流しされたものです。
「アダムは既に私とともにある」とゲンドウが言っていたことからもわかります。
また、この右手にアダムが移植されているシーンは、リニューアル版の最後のシ者で見られます。

ゲンドウ:「ATフィールドがお前の形を保てなくなる」「ユイのもとへ行こう」
レイは左腕が落ちる。

そしてゲンドウがそのアダムが宿った右手をレイの心臓あたりにのめり込ませ、そのまま腹部にまで下げていきます。

これがいわゆる禁じられた融合
腹部というか子宮を意味しているんだと思います。

右手に宿してあった胎児状のアダムを、レイの子宮へと持っていく。
レイは、リリスのクローンであるため、これが、リリスとアダムの融合ってことを意味します。


レイ:「碇君?」
初号機の拘束具がとれていき、4枚の羽を広げる。
月からロンギヌスの槍を呼び寄せる初号機。

飛来したロンギヌスの槍が初号機の喉元で停止する。


ゼーレのモノリス:「いささか数が足りぬが、やむをえまい」
数が足りないということは、どういうことか。
ゼーレの企む人類補完計画は、エヴァによる補完はシナリオ通りであれば
13体で行うはずでした。
もし、13体であればゼーレはどういった儀式を行おうとしていたのか。
ゼーレの考える補完計画は、このページを参考に。

この13体のエヴァでの補完ができなかったゼーレは、10体で生命の樹を形成することにします。
生命の樹とは、このページに。

覚醒した初号機を中心に、生命の樹(カバラではセフィロトの木)の形成のために量産機が並び、生命の樹が逆さまの状態で出現する。

初号機の羽を咥えたまま、量産機が上昇していく。


冬月:「ゼーレめ、初号機をヨリシロとするつもりか」
この依代(ヨリシロ)という言葉も、ゼーレの人類補完計画のページを参考に。

量産機がS2機関を開放し、アンチATフィールドを発生させる。
大爆発が起きる。


ゼーレ:「ジオフロントを真の姿に」
この真の姿というのはリリスの黒き月のこと。

爆風がおこり、黒い月が露出する。


■ゲンドウ:「私をユイの所へ導いてくれ」とレイに。
レイ:「私はあなたの人形じゃない」と言って、ゲンドウの右手ごと切り取る。
「私はあなたじゃ、ないもの」と言ったあと、落ちてなくなった腕が再生する。

ゲンドウが引きとめようと叫ぶが、レイは「だめ。碇君が呼んでる」と言ってリリスの方に近づいていく。

すると、リリスとレイは融合。
もとに戻る形となった。

リリスは脚が再生し、手に打ち付けてあった杭をすり抜けてリリスの仮面が落ちる。
レイの身体の形となり、倒れこむリリス。

それを見ているゲンドウ。

ATフィールドを確認、パターン青、使徒ではなく人間と判断したMAGI。


■初号機の中でシンジはただうなだれる。
その正面に、レイの形をしたリリスが浮上する。

その綾波レイと同じ巨大な人型に絶叫するシンジ。

ゼーレ:「エヴァンゲリオン初号機パイロットの欠けた自我をもって人々の補完を。」
シンジの中でデストルドーが強くなったことを利用する。

レイの身体からカヲルが現れて、シンジのほっとしたような表情。
ここで、カヲルが現れたのは、ゲンドウからアダムを取り込んでいるからでしょうか。

ロンギヌスの槍が、初号機を包み、生命の樹へと変化、目がたくさん現れる。


"使徒の持つ生命の実とヒトの持つ知恵の実
その両方を手に入れた―エヴァ初号機は神に等しき存在となった―"


冬月:「命の胎芽たる生命の樹へと還元している。
この先にサードインパクトの無からヒトを救う方舟となるか、ヒトを滅ぼす悪魔となるのか。
未来は碇の息子に委ねられたな」
とつぶやく。

生命の実と知恵の実についてはこのページに。

この冬月のセリフは、この先の展開を暗示しています。


■初号機の中で、シンジはユイの声を聞く。
ここからは、シンジの精神世界での対話シーンが続きます。

公園で遊ぶ子供のシンジのイメージになる。
作っては壊すそのピラミッド型のものは、自分がしている行為と重ねられていたと思います。

ミサトとの対話のあと、アスカとの対話。
そしてレイとの対話。

シンジが、自分を必要としてほしい気持ちがストレートに会話されていて、ここでのシーンは、人類補完のための魂が融合すつつあるような状況を表している。


このシーンで、シンジがアスカにも自分をわかってもらおうとするセリフがたくさんあります。
アスカ「あんたが全部私のものにならないんなら、私、何もいらない。」
突き放される形となるシンジ。

ここで、アスカの首をしめるシンジ。

自我をなくしつつあるシンジの心境をうけて、リリスからさらにアンチATフィールドが発生される。


■ガフの扉が開く。
人が次々とLCLへと還っていく。

ネルフ職員も次々とLCLに還っていきます。
その現れる姿が、レイである人もいれば、ミサトやリツコであることも。
このときの、LCLに還るとき現れる人物が違うのは、その人の心の中にある人物、つまりこの人とひとつになりたいと願う心が強い相手のイメージになっているということです。

なので、日向にはミサトが、伊吹にはリツコがイメージとして現れた。
心の壁、ATフィールドが弱まる相手となって現れた。


■ドグマにて横たわるゲンドウ。
その横にはユイとレイ、カヲルの姿が。

ゲンドウ:「俺が傍にいるとシンジを傷付けるだけだ。だから何もしない方がいい」
「その報いがこのありさまか。済まなかったな、シンジ。」
とシンジへ謝罪の言葉を述べたあと、
初号機のイメージがゲンドウを噛み殺してしまいます。

そして下半身だけが残るゲンドウ。
ゲンドウはLCLとなることはなかった。

LCLへと還ることが出来ない程の罪を背負ったからなのか、ゲンドウ自身がLCLへと還る気はなかったのかは不明。


■シンジのイメージにもどる。
シンジが自分だけの世界が楽で心地よいものであると認識し、他人のいる世界は傷つけられて、恐怖でしかない世界と感じている描写。

ここでは、ミサトやレイがシンジを取り込もうとするようなセリフがたくさん出てきます。
そのあと、「でも、あなたとだけは、絶対に死んでもイヤ」と、アスカだけがシンジを否定する言葉をはく。


生命の樹がリリスの中へ還る。

そして、LCLの海でレイとシンジだけが映る。
ここでは、レイとシンジが溶け合っているイメージ。
すべての魂が融合しているような描写。

レイ:「これがあなたの望んだ世界、そのものよ」
シンジ:「これは違う」

レイ:「他人の存在を今一度望めば、再び、心の壁が全ての人々を引き離すわ。
また、他人の恐怖が始まるのよ」


融合する魂を否定して、他人と生きる世界を望むことで、またATフィールドができる。
でもそれは、また他人と傷つけあいながら生きていくという恐怖でもあるということ。


シンジ:「あそこではイヤな事しかなかった気がする。だからきっと、逃げ出しても良かったんだ。
でも、逃げたところにはいいことはなかった。
だって・・・僕がいないもの・・・誰もいないのと同じだもの」


カヲルがねんをおすが、意思が揺るがないシンジ。

シンジ:「だけどそれは見せかけなんだ。自分勝手な思いこみなんだ。祈りみたいなものなんだ。
ずっと続くはずないんだ。いつかは裏切られるんだ。ぼくを見捨てるんだ。
―でも僕はもう一度会いたいと思った。その時の気持ちは本当だと、思うから」



倒れていく巨大なリリス。
首が取れる。

シンジ:「幸せがどこにあるのか、まだわからない。
だけど、ここにいて生まれてきてどうだったのかはこれからも考え続ける。
だけど、それも当たり前のことに何度も気付くだけなんだ。自分が自分でいるために」


簡単に説明してしまうと、先ほど冬月が言っていたセリフの、"未来は碇の息子に委ねられた"というのは、このシンジの出す結論次第で、世界が決まったということです。


このように、シンジが再び他人のいる世界を選択しなければ、融合が進んでいた。
ですが、シンジは再び他人がいる世界を望みました。


■LCLの海に横たわるシンジとアスカの姿。
アスカは、左目と右手に包帯。

一瞬映ってきえたレイは、アスカに移行。
つまり、生命の源(リリス)となっていたレイの象徴である包帯がアスカに与えられたことにより、アスカはレイの象徴と同時に生命の源、人類の母的な存在となったことの象徴。


アスカの首を絞めるシンジ。
抵抗しないアスカ。

そして右手をそっとシンジの頬をなでる。
泣き崩れるシンジ。


アスカ:「気持ち悪い」

アスカの首をシンジが絞めた理由、そして「気持ち悪い」の意味についてはこのページで解説しています。


・・・End・・・


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