エヴァンゲリオンのストーリー解説!最新Qまで!

★最新!エヴァンゲリオン新劇場版:Q(3.0) 解説!

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2012年11月17日公開したばかりです☆


evangelion:3.0
YOU CAN(NOT)REDO



あの破のサードインパクトから14年が経過した世界。

このQでは、この破でのサードインパクトを、"ニア・サード・インパクト"と呼んでいる。

冒頭シーンからの解説。


■衛星軌道上で改弐号機と8号機が初号機を奪還する作戦を実行している。
これはミサトが艦長であるヴィレの指示によるもので、作戦名は"US作戦"。

ここで、「自動防衛システムの質量兵器」、「コード4A」と呼ばれるものがパターン青と判断されています。

これらは、ヴィレが戦う使徒のようなもので、"ネーメジスシリーズ"と呼ばれていた。
詳細は不明ですが、ヴィレに殲滅されたときには使徒と同じような十字架形の爆発が起きていましたね。


■アスカの改弐号機の補助をしているのが、真希波・マリ・イラストリアス搭乗するエヴァ8号機。
アスカはマリのことを「コネメガネ」、マリはアスカのことを「姫」と呼んでいますが、どこの組織の"コネ"なのかも明かされていません。

アスカが"目標物"と呼んでいたのが、初号機が入っていた十字架の入れ物。
初号機をワイヤーで確保したところで、次は「コード4B」が妨害する。

さらにこのコード4Bがアスカに「アンチATフィールド!」と叫んでいたということは、アンチATフィールドを起こす何らかの機能、もしくは機器を搭載していたと思われます。


■高度不足でマリはアスカを残して先に帰還。
アスカの左目に突然強い光がさす。
その痛みに耐えながら、改弐号機が初号機の入れ物を蹴る。

「なんとかしなさいよバカジンジ!」とアスカが叫ぶと、
十字架の入れ物から強い光線が上下左右何重にも放たれ、使徒を殲滅した。
このとき初号機は12秒間だけ覚醒していたもよう。

驚いているアスカの顔がUPになる。
初号機と改弐号機は地球へ帰還する。


カヲル:「おかえり、碇シンジ君。待っていたよ」


■ヴィレのヴンダーの中
シンジが目を覚ます。
トウジの妹である鈴原サクラの誘導で、葛城ミサト、赤木リツコのもとへ連れて行かれる。
ヴィレのメンバーがつけている"青いバンダナ"はトレードマークのようなもの。

ここで碇シンジは「検体BM-03」、「コード第3の少年」と呼ばれている。

リツコ:「生後の歯の治療跡など身体組織はニアサージを100%再現している」
という言葉から、初号機の中で眠っていたシンジをサルベージされたようです。
この時点でニア・サード・インパクトからは14年経過しており、ミサトやリツコたちも14歳老けていました。


DSSチョーカーがシンジの首につけられている。
これはエヴァが覚醒した場合にパイロットの首を爆発させることでインパクトを起こさないようにするもので、人類のための保険。詳しくは下のほうに。

シンジは、14年前にニア・サードインパクトを起こしたトリガー(引き金)として周りから冷たい視線が送られる。


■ネーメジスシリーズのコード4Cが襲来
パターン青とここでも判断されている。

ヴンダーは包囲され、リツコが撤退をすすめるがミサトは応じず、主機での空中戦を決意。

このヴンダーは、まだ実戦も未経験で、点火システムの未設置であったため、改弐号機が直接点火を行うこととなる。

ミサト:「神殺しの力、見極めるだけよ」

シンジが初号機でのアスカのサポートを申し出るものの、ミサトには「碇シンジ君。あなたはもう・・・何もしないで」と冷たくあしらわれてしまう。

このヴンダーについてはこのページを参考に。


■ネーメジスシリーズのコード4Cからの飽和攻撃が開始、味方戦艦が蒸発していく。
ヴンダーへの接触まであと35秒のところで、改弐号機が水中にて点火する。

コアブロックを偽装コクーンから引きずり出し、ヴンダーが回転することで目標同士を衝突させる。
主機から放たれたエネルギー貫通弾にて殲滅した。

高雄コウジ:「加持の話より面白い艦長だ」とミサトのことを言っているので、
加持と面識があるようです。


■リツコとミサト、シンジとの会話
リツコ:「初号機は本艦の主機として使用中。ゆえにパイロットは不要です」
本艦というのはヴンダー。

仮に搭乗しても深層シンクロテストの結果では"シンクロ率は0.00000000%"とリツコに言われている。

そして、新劇場版:破のとき初号機でシンジが助けたはずの綾波レイはサルベージされなかった。
レイが持っていたシンジのSDATのみ復元された。
シンジと初号機がシンクロ率0.00000000%なのはなぜか?
詳しい記述がないのでわかりませんが、綾波レイが復元されていないままであるとすると、現在も初号機の中にあると思います。

破でも「碇君がもうエヴァに乗らなくてもいいようにする」と言ってたし、このレイの気持ちがシンクロ率を0%にしている原因なのかもしれません。


DSSチョーカーについては・・・
リツコ:「私たちへの保険。覚醒回避のための物理的安全装置。
私たちの不信と、あなたへの罰の象徴です」
と言っている。


■アスカとの再会
ニア・サードインパクトから14年経過しているとシンジに告げるアスカ。
左目に眼帯を付けている以外外見の変化がないことから、シンジは不思議に思う。

アスカ:「エヴァの呪縛」のせいだという。
この"エヴァの呪縛"とは?
Q以外でリツコが度々口にしていた「人間に戻れなくなる!」にヒントがあると思います。
また、このQの終盤でアスカが口にするセリフにも、この答えが隠されていると思います。

エヴァのパイロットは、外見は14歳のまま成長しない。
精神だけが成長していく。
見かけは子供、頭脳は大人!ってコナン君と同じ状態・・・?(*_*)笑

要するに、この14歳の状態から成長しないのがエヴァの呪縛だということ。
原因は、リリスから作られたLCLに長期間浸かっていたから・・・
でもこれだけではリツコが言う「人間に戻れなくなる」発言には繋がらない。
原因としてはプラグ深度がマイナス状態での活動、そしてエヴァとの暴走や覚醒が関係しているのだと思います。


■MARK9の襲撃。
突然の爆風とともに(仮称)アヤナミレイが搭乗するMARK9がシンジを迎えにくる。

レイの声に反応してMARK9のほうへ行こうとするシンジに、引き留めるミサト。
でも、依然事情が説明されることはない。

ミサト:「ネルフのエヴァはすべて殲滅します」
シンジ:「ここもネルフじゃないですか!」
ミサト:「私たちは『ヴィレ』ネルフ壊滅を目的とする組織です」

ちなみに、ヴィレとはドイツ語で"意思"を意味する。
ネルフがドイツ語で"神経"であることに対抗して命名されたものか。
wille8gouki_s.bmpのサムネイル画像


ヴィレの目的については、フォースインパクトの阻止、ネルフのエヴァ壊滅。


鈴原サクラ:「エヴァにだけは乗らんでくださいよ」とシンジに念を押し、シンジはMARK9の手の中へ。


マリが搭乗する8号機がMARK9の頭部を撃つが頭なしでも動けているMARK9。
マリ:「アダムスの器か?!」と言っている。

シンジを初号機よりも優先して、奪還しにきたネルフ。
そのことをリツコは"トリガーとしての可能性があるということ"とミサトに勧告するが、ミサトはDSSチョーカーの起爆スイッチを押すことができなかった。


アスカ:「あれじゃバカじゃなく、ガキね」
ここからアスカはシンジをバカシンジじゃなくてガキシンジと呼ぶ。

そしてアスカの目が使徒封印用呪詛文様の形に青く光る。
これについて詳しくはこのページへ。


■ネルフに着くシンジとアヤナミレイ(仮称)。
ネルフのその光景は、以前のものとはくらべものにならないほどの廃墟化したような状態で、これを見てシンジは本当にあれから14年経過していることを実感する。

14年前初号機があった場所で、渚カヲルがピアノを弾いている。
気にしながらもそのまま通過するシンジ。


ゲンドウのところへ。
ゲンドウ:「エヴァンゲリオン第13号機。お前とそのパイロットの機体だ」、「時が来たらその少年とこのエヴァに乗れ」
このゲンドウが、つけているバイザー。
これって、あのキールを象徴しているものでしたよね。
このバイザーがゲンドウに付けられているということは、ゲンドウは既に人ではないのか。
キールがLCL化するとき、身体の大半が機械のようなパーツだったことがわかります。
このバイザーをゲンドウもつけているということは、ゲンドウは既にキールのような状態に身体がなっているとうことか、もしくはただ単にキールがいたような立場に、ゲンドウがいることの位置づけとしての演出か・・・。


そしてなぜ、エヴァンゲリオンなのに、"第"がつけられているのか。
"第"とは、そもそも第○使徒と言われるときの名称。
これについてはこのページに詳しく記載しています。


■部屋に戻り、綾波レイを探しに行くシンジ
アヤナミレイ(仮称)と会話するも、あまり会話が成り立たない2人。
完全に以前の綾波レイとは違う人物である。



■カヲルに呼ばれるシンジ
ピアノの連弾する2人。
カヲルにSDATの修理を頼むシンジ。

そして星を眺めるシーンも。


■制服の名前に「鈴原トウジ」と書かれているのを発見するシンジ。
トウジは生死不明となっている。
サイズが大きいことからすぐ変化に気付いたシンジ。

シンジに、現実を見せるためにゲンドウが仕組んだ、これもシナリオなのかもしれません。


■真実を知りたいと言ったシンジをカヲルが見せた世界
白い球体に格子状に赤い血のような線があり、あたりは血の海のような状態に。

カヲル:「リリンの言うニアサードインパクト。全てのきっかけは君なんだよ」
シンジがトリガーとなって起こしたサードインパクトの結果がこの世界であることを話すカヲルに動揺を隠せないシンジ。

ここで、赤く染まった大地に、崩壊した建物らしきものと、エヴァの形に似た人型の生物の死体がたくさんありました。

これは、この先のリリスの結界の中でも見られます。
ここでカヲルがこのことについて発言していますので、そこを読んでください。


■冬月がシンジを将棋に誘う
冬月:「三十一手先で、君の積みだ」
一見、この将棋の何気ない会話ですが、冬月のこの発言の「三十一手先」という言葉。
この発言の31分後にカヲルが13号機の中でDSSチョーカーによって死ぬ。
"三十一手先で積み"="31分後に罪"ともとれる。


将棋をしながらでないと話がしにくかったのか。
冬月はシンジの母親、碇ユイのことを語る。
nerv-mark09_s.bmpのサムネイル画像

シンジに母親の写真を見せる。
その写真にはマリらしき人物も写っている。
これについてはこのページを参考に。


冬月:「旧姓は『綾波ユイ』大学では私の教え子だった」

ここで大きく設定変更でしょうか。
それともまたこのQは別次元的なものなのか、シンジの母親は"碇ユイ"であったのに、ここでは"綾波ユイ"との設定らしいです。


冬月:「今は、エヴァ初号機の制御システムとなっている」
「ヱヴァのごく初期型制御システムだ。ここでユイ君が発案したコアへのダイレクトエントリーを自らが被験者となり試みた」


「結果、ユイ君はここで消え、彼女の情報だけが綾波シリーズに残された」
「君の知っている綾波レイはユイ君の複製体の一つだ。
その娘も君の母親同様、初号機の中に保存されている。すべては碇の計画だよ」


ということで、ここで綾波レイが何者だったのかが判明しました。
シンジにとって衝撃の真実であり、その後心ここにあらず状態。


■綾波レイが好きだった本を届けたのに読んでいないことにキレるシンジ。
アヤナミレイ(仮称)「命令にないから」
ここでも、ゲンドウの命令に忠実な部分は同じです。


★そして、Qではネルフのロゴも変更されています。
Qネルフロゴ1_s.jpg
なぜかは不明ですが、新劇場版のようなリンゴのデザインもなくなっています。

どちらかと言うと、旧ロゴに近いですよね・・・
これは、Qが新劇場版の続きではなく旧からのストーリーってことでしょうか。


■冬月「最後の執行者が遂に完成したか」
この最後の執行者とは第13号機のこと。


■シンジの部屋でカヲルに説得される
カヲル:「リリンの呪いとエヴァの覚醒リスクは僕が引き受けるよ」と言って、シンジの首からDSSチョーカーを自分の首へとつけかえる。

この"リリンの呪い"とは、DSSチョーカーによるシンジへの脅迫。
カヲル:「元々は僕を恐れたリリンが作ったものだからね。」


シンジに対して、カヲルはシンジに対して、セントラルドグマの2本の槍だけが君の希望だと話す。

その槍を2人で手にすることによって、"ネルフもフォースインパクトを起こせなくなるし、第13号機とセットで使えば世界の修復も可能だ"と。


第13号機のダブルエントリーシステムにより、2人で槍を抜きに行くことに。

なぜ、このときカヲルはDSSチョーカーを外すことができたのか、
そしてなぜそれを自分の首につけたのかと言う疑問が出てきます。
カヲルがそもそもこれまでのカヲルと同一の能力を持っているとすると、シンジの生体と同じような情報に自分のパターンを似せることができたためか。
弐号機とのシンクロ率を自由に設定できるシーンが過去にあったので、シンジの識別に合わせた情報をDSSチョーカーに送ることも可能だったのでは・・・。


また、なぜ自分の首につけたのか。
外して捨てることもできたわけですが。
これはあのDSSチョーカーが、シンジが行った罪の象徴となっているわけです。
罪は償うことでしか、逃れることはできない。
過去に犯した罪を捨てることでは、シンジが再びエヴァに乗ることはできない。
設定的にも、シンジが償わなければならない罪を、捨てることではまたエヴァに乗らせることができなかった。
これによりシンジが背負うはずの罪を捨てるのではなくカヲルが代わりに背負うことで、シンジは再びエヴァに乗ることができる。

これはシンジに安心や信頼を与える役割もあり、同時にもしゲンドウの思惑で第13号機でフォースが起きたときの保険にもなると考えたのでは。
ダブルエントリーシステムということは、どちらか1人でもかければトリガーとなったときでもフォースを止めることが出来るとまで見抜いていた。

ですが、この行動は罪を償うことをしなくても、槍で世界を修復すれば罪が消えるというシンジが成長できる方法ではない選択肢を与えることとなります。
シンジもまた自分の犯した罪を償うことではなく共有してもらう道を選択してしまう。
あくまでも考察です。

ですが結果的にはこの方法そのものがゲンドウのシナリオ通りだった。


■エヴァンゲリオン第13号機起動。
ドグマへと降下していく第13号機とMARK9。
シンジの「綾波じゃないのに・・・」という言葉から、自分が誰なのかに疑問を持ち始めるアヤナミレイ。

降下していく途中の壁には、カヲル曰く"インフィニティのなりそこない達"がいた。
このインフィニティのなりそこないとは、考察ですがサードインパクトが、ニア・サードインパクトとなったとき、既にバラルの扉は開いていた。
(ガフの扉ではありません。破の画コンテでもこの名称は書かれています)

バラルの扉が開いたことで人類は新しい生命体、究極の生命体への強制的に進化したのではないか。
そしてこのときリリスも一度目覚めた。
これが、ゲンドウの人類補完計画。これについてはこのページを参考に。

このインフィニティのなりそこないの形が、エヴァや使徒に酷似していることから、エヴァとは人類の究極体そのものの形だったのではないか。

このインフィニティのなりそこない達が、リリスのドグマの中にも群がっていることから、エヴァ(使徒)となった人間達が、リリスへと戻ることによって究極の生命体へとなるためリリスを目指した。


仮に、"インフィニティ"が究極の生命体だとすると・・・↓

私が富士急で撮影したダブルエントリー写真で申し訳ないですが、見ての通り、碇シンジと渚カヲルの13号機のダブルエントリーの背景に、"インフィニティ=無限大"のマークが。

とすると、この時点でシンジとカヲルは「インフィニティ=究極の生命体」となっているということでしょうか。
または、13号機が究極の生命体であるということの暗示かもしれません。


では、ストーリーに戻ります。↓
MARK6が槍を自分ごとリリスに刺したことで、活動が停止。
よってインフィニティ=究極の存在のなりそこないが生まれた。
人類の大半がこのインフィニティのなりそこないとなったため、残された民間人でヴィレを結成。
そのため、ヴィレには民間人もメンバーの中に含まれている。

降下していく際、カヲルがリリスの結界のことを「13年間誰の侵入も許していない」と言っていることから、「破」から14年経過しているのに、13年・・・
ということはシンジが起こしたのがニア・サードインパクトで、このインフィニティのなりそこない達がリリスに群がりMARK6が阻止した間が1年ほどあったということか。

要するに、このゲンドウの目的であった人類補完は、旧劇でいう人類補完計画が全ての魂がひとつになり(LCL化して)リリスへ還ることだったことと、全く逆の人類が究極の生命体へと進化することだったようです。
簡単にいうと、過去(原始)に還ろうとした人類補完と、未来(進化)を作ろうとした人類補完の違い
詳しくはこのページへ。


■カヲル「ついたよ。セントラルドグマの最深部。サードインパクトの爆心地だ」
ニア・サードインパクトはシンジが起こしたので地上であるはず。
サードインパクトの爆心地がリリスがいるドグマだとすると、やはりMARK6がリリスに槍を刺したことがサードインパクトなのか、それともリリスが結界を張ったことがサードインパクトなのか。

カヲル:「自律型に改造され、リリンに利用された機体のなれの果てさ」とMARK6のことを話す。
おそらく、初号機に槍を刺したあと、ゼーレによってドグマへMARK6を投下。

役目そのものがゼーレのシナリオによってつくられ、シナリオにそって停止させられたことから"リリン(人間)に利用されたなれの果て"ということなのでは。


■カヲル「そう、ロンギヌスとカシウス。二本の槍を持ち帰るには魂がふたつ必要なんだ。そのためのダブルエントリーシステムさ」

1つの槍に1つの魂が必要。
ロンギヌスの槍がデストルドー(破壊、崩壊、死)の象徴であることに対して、カシウスの槍が対であるということは、カシウスはリビドー(誕生、創造、生)の象徴ということになるのか。
カシウスの槍も、まだ名前が出てきただけなので詳細は不明です。


■カヲル「いや、リリンの模造品ではムリだ。魂の場所が違うからね。さ、始めるよ」
「おかしい・・・二本とも形状が変化して揃っている・・・」

この時点で初めて2本の槍がロンギヌスの槍とカシウスの槍ではないことに気付くカヲル。

なぜ槍がロンギヌス2本になっているのかはこのページで詳しく考察しています。


■槍が変化していることに疑問を抱き始めるカヲル。
そこへ、改二号機に乗ったアスカと8号機に乗ったマリが阻止に現れる。

アスカとシンジが言い合いをしている間、ただ考えことにふけるカヲル。
「カシウスとロンギヌス、対の槍が必要なんだ・・・なのにここには同じ槍が二本あるだけ・・」
「そうか・・・!そういう事か・・・リリン!」



■マリ「"アダムスの器"になる前にそっから出た方がいいよー」とアヤナミレイに言っている。
アダムスの器とは、何か。
これはアヤナミレイに対して言われたものではなく、MARK9がアダムスの器となる前に、という意味だと思う。
セカンドインパクトのときの光の巨人が4体いたことから、その中の1体のアダムから製造されたエヴァのことを言っているのか、それともアダムとなる可能性のある入れ物ということか。
逆にどちらも正解かもしれませんね。

首が吹っ飛んでも何の支障もなく全身がコアであることから、すでに普通のエヴァではないことは判明している。


マリ:「堅物だなー。あんたのオリジナルはもっと愛想があったよん」とアヤナミレイに言う。
ここでいう"オリジナル"とは誰のことか。
普通に考えれば、アヤナミレイのオリジナルということはこれまでに登場していた綾波レイのことと連想しやすいですが、綾波レイ自体オリジナルではないですよね、クローンですので。
となると"オリジナル"の表現として正しいのは"碇ユイ(Qでは綾波ユイ)"ではないか。

碇ユイから綾波レイができ、アヤナミレイも綾波レイのコピーなら、オリジナルの表現にふさわしいのはやはり大元である碇ユイなのでは。

もし仮に「愛想があったオリジナル」のが、破で爆発するとき二号機を後方へかばった綾波レイのことを言っているとすると、このときの綾波レイは3人目の綾波レイであり、3人目をオリジナルというのにはちょっと無理がある。
何かしら内部事情を知っているマリが、このときの綾波レイがクローンであることを知らないはずもなさそう。

でも、そうするとここで疑問が生まれますよね。
なぜ碇ユイのことをマリが知っていたのか。
これについての考察はこのページへ。


■アスカがの改二号機がバッテリーが切れた隙にリリスをよじ登る第13号機。
ですがカヲルは何もしないまま。

カヲル:「・・・やめようシンジ君。嫌な予感がする・・」
止めるものの、シンジは完全に槍があればやり直せると思いこんでいるためまったく聞き入れず操作系を切る。


■アスカ「AA弾の使用を許可」、マリ「待ってました!虎の子よん」
AA弾を打つものの効果なし、第13号機にATフィールドがないことに気付く。
まず、AA弾(虎の子)とは何か。
これはAnti AT fieldの略、対ATフィールド用の兵器で、ATフィールドに当たった場合、ATフィールドの強制解除ができるものです。

この虎の子AA弾を打っても、強制解除が発生しなかったため、第13号機にはATフィールドがないということ。


■カヲルの忠告を無視して槍を引き抜くシンジ。
シンジ:「ヱヴァマーク6・・・?パターン青って・・・どういうことだよ!?」
アスカ:「まずい!第12の使徒がまだ生き残ってる!」
アヤナミレイ:「これが命令」

アヤナミレイがMARK6の首を狩ると、MARK6の中から第12の使徒が飛び出す。
これはゲンドウもしくはゼーレがMARK6に仕掛けておいたトラップ的なもので、アヤナミレイがゲンドウに命令されていたのは第13号機の補助ではなく、この第12使徒を再活動させる行為であった。

第12使徒が第13号機を浸食する。
カヲル:「まさか第1使徒の僕が13番目の使徒に落とされるとは・・・」
このセリフの意味は何か。
まず、カヲルはQでは第17の使徒タブリスという設定ではなく、第1使徒という設定。

ですが、テレビ版でも第1使徒であるアダムから作られたという部分に変わりはないと思うので、"第1使徒の僕が"と言っていますが、カヲル自身がアダムということではなく、第1使徒のアダムからつくられた僕がってことだと思います。
すべての使徒の源、神の子でもあるアダムからつくられた存在なのに、第13番目の使徒となるということは堕ちた。

もしくは、セカンドインパクトのときの巨人、ADAMSの4体のうちの1体。


カヲル:「始まりと終わりは同じというわけか・・・さすがリリンの王。シンジ君の父上だ・・・」

使徒を作り出す源、神の子であったアダムからつくられたカヲルを13番目の使徒に降格させた、このシナリオもゲンドウによるものでした。
この時の言葉は、リリンの王シンジ君の 父親なのか、リリンの王 シンジ君の父親
なのかでだいぶ意味が変わってきますね。
前者だと、シンジがリリンの王だということになるし、後者だとゲンドウがリリンの王ということになる。

シンジがリリンの王だとすると、シンジは既にアスカ達と同様にリリン(人間)ではない可能性が高いと思うので、リリンたちの運命を握っている者として、リリンの王なのか、ただ単にゲンドウを指した表現なのか。
ですが、この先でゲンドウが「人類を代表し、感謝します」とゼーレのモノリスに対していうことから、ゲンドウが人類(リリンの王)であるという線が強いかも知れません。


■マリ「DSSチョーカーのパターン青!?無いはずの13番目?ゲンドウ君の狙いはこれか・・・!」
DSSチョーカーのパターン青、つまり使徒です。
つまり、魂がなかった第13号機のコアの役割をしていたのが、この渚カヲルであったということ。
第12使徒に浸食されたことで、コアであったカヲルもまた使徒となってしまったのではないか。
これも、ゲンドウが計算していたこと。

要するに、第13号機はエヴァでもあって第13使徒ともなったのです。
だから、使徒の名称につく"第"が、このエヴァにもつけられていたのではないか。
となると、第13使徒となるところまでゲンドウは計画していた・・・
もはやこの人リリンじゃないんじゃないかってくらい非道です。
嫁さんに会うためなら何でもするんですね(´;ω;`)


■ゲンドウとゼーレのモノリスの会話
ゲンドウ:「死海文書の契約改定の時が来ました。これでお別れです」
「あなた方も魂の形を変えたとはいえ、知恵の実を与えられた生命体だ」
「人類を代表し、感謝します」
「死をもって、あなたがたの魂をあるべきところへ帰しましょう」
「宿願たる人類補完計画と、定款された神殺しは私が行います。ご安心を」

ここからわかること。
"改定"の意味は「以前のものを改めて新しく定めること」。
死海文書の契約改定ということはこれまでゼーレのキールがすすめてきたことがゲンドウの手に移行される。

ここでいう"神殺し"とは何のことか。
神殺しとはヴンダーのことを連想させますが、「神」とは誰を指すのでしょうか。
このQにおいて一番"神"の名前に近い存在だったのは覚醒した第13号機のことのように思えますが・・・。

そしてゼーレのモノリスは電源を落とされる。


■アスカ「こいつ!疑似シン化形態を超えている」
マリ:「覚醒したみたいね・・・アダムスの生き残りが」

第13号機が覚醒する。
地上へと出る第13号機(第13使徒)、その中で自分が槍を抜いたからこうなったのかと自問自答するシンジ。

カヲル:「フォースインパクト。その始まりの儀式さ」
ミサト:「ATフィールド最大!このままエヴァを封じ込めて!主砲斉射用意!極射弾装填!なんとしてもフォースの発動を食い止めるのよ!撃てー!」


第13号機をヴンダーの先端で突き刺す。
そこへアヤナミレイから操作系を奪ったMARK9がヴンダーの主機乗っ取りを開始する。


■リツコ「アダムスの器・・・ヴンダー本来の主!初号機から本艦の制御を奪い返すつもりだ!」
ここで、疑問が生まれますね。
ヴンダーの本来の主が初号機ではなくてMARK9であったということなのか。
このセリフの前に、アダムスの器とMARK9のことを言っているということは、アダムスからつくられたもの、もしくはセカンドインパクトを起こした4体のADAMSの生き残りであるとすれば・・・

たとえばヴンダーの主機が初号機でも、このヴンダーが何でできているかを考えてみる。
"神殺し"と呼ばれるヴンダー。
神をも殺すことができるもの。こう聞いて私の頭に重い浮かぶのはロンギヌスの槍しか 思いつきませんでした。

神に近い存在となったエヴァでさえ、ロンギヌスの槍ではデストルドー、死となる。
となると、"神殺し"と呼ばれるヴンダーは、実はロンギヌスの槍からつくられたものなのかもしれない。
そう考えると、ヴンダーの中心を通る螺旋状の骨的な形はどこかロンギヌスの槍の形にも見えてくる。
使徒にも見えますが。

このヴンダーがロンギヌスの槍から出来ているとすれば、ロンギヌスの槍の本来の持ち主(主)はアダム。アダムスの器であるMARK9が奪いにきた、ということも納得できます。
ですが正解はわかりません!あくまでも考察です。

なぜMARK06とMARK09だけ英語なのかって点でも、この2体はセカンドインパクトのときの4体の光の巨人の生き残り、もしくはそれからつくられたものなのではないかと思います。
光の巨人の名称は"ADAMS"という点からも。


■地上に出て目にした光景は、マリの言うとおりひっちゃかめっちゃかだった。
アスカ:「コネメガネはガキのエヴァを!ヴンダーは改2で助ける!」

着々と主制御システムの乗っ取りを行うMARK9。
リンクが回復しないMARK9の中にはアヤナミレイが。


■アスカ:「ブルー!?ゼーレがやりそうなことね!」
「モードチェンジ!コード777」により獣化第2形態よりも新形態へ。
アスカの左目の眼帯の下が青く光っている。
光っているということはただ負傷して眼帯を付けているわけではなく、何かを隠さなければならないことがあり眼帯で隠しているという線もありそう。

ここでアヤナミレイの「誰?!」に対してアスカは「アンタこそ誰よ」と言っているのは、アスカがレイではないと気づいていたからだったのか、本当にわからなかったのか。不明です。


■アヤナミレイ「こんな時、綾波レイならどうするの・・・?」
アスカ:「知るか!あんたはどうしたいの!」
綾波レイと同じ行動をとろうとしているのか、自分が本当の綾波レイではないことを認識している言葉に取れます。

ここで、MARK9が全身がコアになっていることがわかり、弐号機を自爆させるアスカ。

アヤナミレイはエントリープラグごと脱出、アスカもまた脱出。


■カヲル「ごめん。これは君の望む幸せではなかった。ガフの扉は僕が閉じる。シンジ君が心配することはない」
自分が第13使徒におちたことで使徒となりこのフォースインパクトのトリガー(引き金)となったカヲル。

カヲル:「また会えるよ」
ここでまたループ説を漂わせるような発言。
希望を持たせているような言葉にも思えますが、また繰り返しのストーリーが始まるということを暗示しているようにも思える。

DSSチョーカーが爆破し、カヲルの血がで見えなくなる。

しかし、カヲルが死んでもフォースインパクトが止まることはなかった。


■マリ「ガフの扉がまだ閉じない!ワンコ君がゼーレの保険か!」
「後始末は済んだ!しっかりしろワンコ君!」「せめて姫を助けろ!男だろ!」

なんだかんだで結局みんながシンジのために動いてくれてる感じ。
なぜ"ゼーレの保険"なのか。
もし、カヲルをトリガーとしてフォースインパクトが阻止されることになったとしても、シンジの精神崩壊というトリガーも用意されていたということ。
そのためのダブルエントリーシステムでもあった。
そして、シンジがもし既にリリンではないとすると、この考え方も。
詳しくはこのページへ




★第13号機がリリスの結界を破るシーンから、覚醒までの詳細
Q13号機覚醒から1.jpg

ネルフは、逆ピラミッド型をした場所に位置していて、その下にリリスの黒き月があった。
結界まで降りていく途中には、インフィニティのなりぞこない達の壁になっていた。


Q13号機覚醒から2_s.jpg


リリスの結界を破ってから13号機は、塔を破壊しながらMARK09と共に上昇。
ガフの扉が空一面に現れて、それと同時に第3新東京市の跡のがれきや
リリスの黒き月も、ガフの扉へと引き上げられていく。


Q13号機覚醒から3_s.jpg

13号機が覚醒し、フォースインパクトが発生しかけていたところを、AAAブンダーが突進する。
それでもシンジが保険になっていたため、ガフの扉は閉まらなかった。



第13号機からシンジのエントリープラグを強制排出するマリの8号機。


■ゲンドウ:「だが、ゼーレの少年を排除し、第13号機も覚醒へと導いた。葛城大佐の動きも計算内だ。今はこれでいい」

やはりゲンドウの企みはゼーレの少年・カヲルを消すこと。


■リツコ:「誰のおかげか分からないけど、フォースは止まった。ミサト・・・今はそれで良しとしましょう」

マリがシンジを第13号機から出したことによりフォースが止まる。


■エントリープラグの中でうずくまるシンジ
アスカ:「ガキシンジ・・・助けてくれないんだ。私を」「また自分の事ばっかり。黙ってりゃ済むと思ってる」

それでも沈黙のシンジに、一度は離れて歩きだすものの、また戻って「まだ甘えてる!いつまでたっても・・・手間のかかるガキね!」と立ち去るふりをしてからちゃんとシンジを助けにくるところがアスカの心境を表しているように思えます。

自分から立ち上がらせることを促す一面もあり、シンジに対する怒りの部分と、交じりあっているような。

「立ってるくらい出来るでしょ!」なんて言ってるこのシーン、すごい好きです。


■2人の前にアヤナミレイが来る。
アスカ:「綾波タイプの初期ロットか」
綾波タイプということは他にもいる可能性がありますね。

この綾波レイがクローンであることを当然のように口に出しているところから、アスカ自身もそういった経緯で生まれたのかもしれません。

「ここじゃあL結界密度が強すぎて助けに来れないわ。リリンが近づけるところまで移動するわよ」
ここでいうリリンとはミサトたちのこと。
すなわち人間のこと。
自分たちもリリンであったなら、この言い方はしない。
さらに、リリンが近づけないところで平然としているということは、既にアスカもシンジも"リリン=人間。ではない"ということ。
エヴァに近い存在となっているのか、あるいはまた他の生命体なのか、もしくは使徒やクローン。

アスカがリリンではないのか?について詳しくはこのページへ。


アスカに手を引かれ歩きだすとき、シンジが持っていたSDATプレーヤーを落とす。

これをアヤナミレイが見つめる。
拾ったんだと思います。


そして、アスカとシンジについていくアヤナミレイ。
qdvd3.jpg


歩いていく3人。


次回予告。


・・・END・・・


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